その目の不調、「眼窩の狭まり」が原因かも 『眼骨セルフ矯正』で今すぐケア!(週刊女性PRIME:2020年4月24日)

ろっかん先生直伝! 眼骨セルフ矯正のやり方を写真でチェック

清水ろっかん 眼圧矯正

※写真はイメージです

 元祖ゴッドハンドとして知られる、予約がとれない骨格矯正士・清水ろっかんさん。

 週刊女性で待望の連載がスタートし、第1回は、目の不調を改善する「眼骨セルフ矯正」を紹介する。

視界が明るくなり緑内障も改善
 もともと小顔矯正など美容面での施術が多かったというろっかんさん。

「目をぱっちりさせるために眼窩(がんか。目のまわりのくぼみのこと)を広げる施術をしていたのですが、終わった後に『視界が広がった』という声をたくさんいただいていました。そこで目の骨と目の不調の関係を調べたところ、眼窩が狭まることが目のトラブルを引き起こしていることに気づいたのです」

 加齢とともに眼窩が狭まりやすいため、年をとると目の不調も増えてくるようになる。

「頭がい骨の中にある眼窩が狭まると、眼圧が上がったり、眼球の動きが悪くなって、目の不快症状を感じることが多くなります。眼窩が狭まるのは、加齢によって頭がい骨の表面の筋肉が緩み、一緒に眼窩骨が落ちてくるからです。年をとると、目のまわりがくぼむ人が増えるのは眼窩が狭まっている証拠です」

 ただし、最近はスマホの普及で若い人でも注意が必要だという。

「スマホを長時間見ることで、ずっと下を向いていると、前頭骨(おでこの骨)が落ちて、眼窩が押しつぶされてしまいます。その結果、スマホ老眼などが起こりやすくなるのです」

 眼窩が狭まることで起こる目の不調はさまざまだ。

「眼窩がくぼむと目のまわりの血管が圧迫されてうっ血し、血流が悪くなって、くまができます。また、視神経が圧迫されるので眼圧が上がり、緑内障を発症するリスクも高まります。眼精疲労の原因にもなるでしょう。視力が下がる、視野が狭まる、ピントが合わせづらくなるといった、見る力の低下にもつながります」

 では、どうすれば眼窩が狭まるのを防ぐことができるのだろうか。

「目の奥にある骨は自分で触ることができませんが、おでこの骨を押し上げることで、眼窩を広げることができます。それが私が考案した『眼骨セルフ矯正』です。朝昼晩と1日3回行えば、次第に目のトラブルが気にならなくなるでしょう」

 実際に、ろっかんさんの患者さんには、すごい変化が表れているそうだ。

「みなさん、施術後は視力が平均して0・2ぐらい上がります。また、難病の網膜色素変性症の方からも『はっきり見えるようになった』と言われました。眼瞼下垂(がんけんかすい)の方は、施術後、『目がぱっちり開きすぎて、閉じにくいほど!』と驚かれていました」

 ほかにも、「視界が明るくなった」「視力がアップした」「目のくまが消えた」「緑内障が改善した」「転ばなくなった」「車の運転がしやすくなった」「スポーツでボールがよく見えるようになった」といった声が続々と届いているという。

 以下では簡単にできる矯正法をわかりやすくご紹介。みなさんも簡単にできる「眼骨セルフ矯正」で目の不調を自分で改善し、さらにくまやシミも予防できるので美しい目元を目指そう!

目の不快症状に効果を実感! 眼骨セルフ矯正

【基本のポーズ】
1.まずは、頭の血流をよくして、骨を動かす効果を上げるための準備体操。テーブルにひじをついて両手を頭の上に置く。指先を頭頂部に向ける。両手で頭をぎゅーっと押して、20~30秒キープ。

2.前に出た前頭骨を後ろに下げる。テーブルにひじをついて、両手のひらをおでこに置く。頭を前に倒して、両手とおでこで押し合い、20~30秒キープ。

眼骨セルフ矯正 基本のポーズその1 (モデル/長門石茉央)



3.下がってしまった前頭骨を上げるポーズ。テーブルにひじをついて、右手のひらのふくらんだ部分を、右眉の下の骨のくぼみに置き、指で頭をつかんで、指先をつむじのほうに向ける。左手で右頬骨を押さえて上げながら、右手を上に押し上げる。20~30秒キープ。

4.(3)を反対側から見たところ。左側の骨も同様に行う。

眼骨セルフ矯正 基本のポーズその2(モデル/長門石茉央)


※この方法は、一般的に健康に支障のない方を対象としています。持病のある方や通院中の方は、担当医師にご相談ください。

【ほうれい線にも効く!頬上げ矯正】
1.下がってしまった頬骨を上げて開く。ほうれい線が薄くなり、たるみ防止としてもおすすめ。テーブルにひじをついて、ほうれい線の位置に両手のひらを置く。

2.両手で引っ張り上げるようにして、頬骨を上に押し上げる。20~30秒キープ。

目の不快感とともに、ほうれい線にも効く! 頬上げ矯正のやり方 (モデル/長門石茉央)


【くま解消の効果あり! 鼻筋矯正】
1.眼窩を左右に広げる。鼻づまりが解消し、鼻筋も出てくる。左手で左の頬骨を後ろ側に押しながら、右手の人さし指と中指を左の鼻骨にひっかけて鼻骨を押す。20~30秒キープ。反対側も同様に行う。

2.おちくぼんだ目を前に出す。目のくまも解消。右手の親指と中指で鼻骨をはさみ、左手をおでこに置いて押し上げながら、目頭のくぼみを押し上げる。20~30秒キープ。

目の不快感とともに、ほうれい線にも効く! 頬上げ矯正のやり方 モデル/長門石茉央


【体験者の声】
《「整形した?」と疑われるほど目がぱっちりと大きくなってびっくり。とにかく視界が明るくなって、世界が変わったように見えます(27歳・会社員)》《視野が広がったみたいで、イスに足をぶつけたりすることがなくなりました。階段を下りるのも早くなって、目の動きがよくなっているのを感じます(40歳・主婦)》《目のまわりが軽くなり、たまっていた老廃物がなくなった感じがしました。鼻の通りがよくなり、深い呼吸ができるようになったのも驚きました(51歳・自営業)》

(取材・文/紀和静)

清水(しみず)ろっかんさん ◎骨格矯正士。「体幹矯正 ろっかん塾」主宰。30年以上にわたり、他に類を見ない独特の骨格矯正による美容メニューを次々に開発。その高い技術力が芸能関係者に口コミで広まり、多くのメディアに取り上げられる。著書多数。『清水ろっかん特製 外反母趾らくらくサポーター』(主婦と生活社)は10万部のヒット。『体幹矯正 ろっかん塾』の連絡先はこちら→電話:03-5929-7042

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